2026.03.16

YouTubeやInstagramを開けば、驚くほど上手な演奏や、プロ顔負けの美しい動画が次々と流れてきます。それを見て「自分も頑張ろう」と思える時もあれば、逆に自分の実力と比較してしまい、ピアノに向かうのが億劫になってしまう時もあるかもしれません。

特にピアノを始めたばかりの頃は、理想と現実のギャップに悩みやすいものです。今回は、SNSの情報に振り回されず、自分のペースでピアノを楽しむためのマインドセットを紹介します。

他人の「完成品」と自分の「練習過程」を比べない

SNSに投稿されている動画は、何百回という練習や撮り直しを経て作られた、いわば最高の一瞬を切り取ったものです。その裏にある膨大なミスや、思い通りにいかない時間は画面には映りません。

一方、あなたが今直面しているのは、地道で泥臭い練習の真っ最中です。他人のゴール地点と、自分のスタートや途中のプロセスを比較して落ち込む必要はありません。画面の向こう側の演奏も、かつては今のあなたと同じように、一歩ずつ進んできた結果であることを忘れないでください。

SNSを見る時間をコントロールする

モチベーションが下がっていると感じたときは、あえてSNSから距離を置くことも大切です。情報は時に、インスピレーションではなく「焦り」を連れてくるからです。

情報を遮断し、静かな部屋でピアノと向き合う時間を作ってみてください。誰に見せるためでもない、自分のためだけの音を出すことで、ピアノ本来の楽しさを思い出しやすくなります。

比較対象を「昨日の自分」に固定する

実力を測る物差しを他人に向けるのではなく、過去の自分に向けてみましょう。

「先週は弾けなかった小節が弾けるようになった」「前よりもスムーズに指が動いた」といった、小さな変化を丁寧に見つけてあげてください。上達のスピードは人それぞれであり、他人よりも早いか遅いかに、趣味としてのピアノの価値はありません。

音を出すこと自体の心地よさに立ち返る

「上手く弾かなければならない」というプレッシャーは、演奏を硬くさせます。本来、ピアノは鍵盤を押せば誰でも綺麗な音を鳴らせる楽器です。

一曲を完成させるという目標を一度横に置いて、好きな和音を鳴らしてみる、綺麗な単音を響かせてみるといった、感覚的な喜びに意識を向けてみましょう。音に触れること自体の心地よさを大切にすることで、ピアノが義務感から「癒やしの時間」へと変わります。

まとめ|自分のペースが、最も確実な上達への道

SNSの上手な演奏は、あくまで「楽しみ」の一つとして眺めるのが理想的です。自分の価値は、弾ける曲の難易度や再生回数で決まるものではありません。

焦らず、腐らず、自分の手の届く範囲の練習を積み重ねていくこと。その積み重ねこそが、結果的にあなたを一番遠い場所まで連れて行ってくれます。


「周りと比べず、自分のためのピアノを楽しみたい」と思ったら

Hanaポップスピアノでは、技術の習得はもちろん、
一人ひとりのライフスタイルやペースに合わせた楽しみ方を大切にしています。
無理のない範囲で、長くピアノを愛するための時間を一緒に作っていきませんか。

Hanaポップスピアノを詳しく見る

体験レッスンの申し込みボタン
体験レッスン申し込みの電話番号
カテゴリー: コラム

無料体験レッスン