2025.9.15

9月。それは、1年で一番きれいな月が見える時期。
夜空にぽっかり浮かぶ月を見ていると、なぜか音楽が聴きたくなりませんか?
そこで今回は、月をテーマにした名曲を3曲だけ厳選。
クラシックの名曲《月の光》《月光ソナタ》、そしてJ-POP代表として絢香の《三日月》を取り上げます。
さらに、ピアノで弾く場合の難易度や、演奏するときのちょっとしたコツも紹介します。
目次
- ドビュッシー《月の光》──月夜に降るピアノのしずく
- ベートーヴェン《月光ソナタ》──魂を揺さぶる月の光
- 絢香《三日月》──届かない想いとともに
1. ドビュッシー《月の光》──月夜に降るピアノのしずく
まずは、月をテーマにしたクラシックといえばこれ。
ドビュッシーの《月の光 (Clair de Lune)》は、世界中で愛されるピアノ小品です。
曲の背景
ドビュッシーは印象派の作曲家と呼ばれますが、彼自身は「印象派」という言葉を嫌っていたとか。
とはいえ、この曲の柔らかい和音と水面に広がるような響きは、まさに「音で描いた絵画」。
月明かりが湖にゆらめく情景が目に浮かびます。
聴きどころ
曲はとてもシンプル。けれど、シンプルだからこそ難しい。
たとえば、ペダルを踏むタイミングひとつで、天国の月夜にも、どんよりした曇り空にもなるのです。
ピアノで弾くなら
難易度:★★★☆☆(中級)
音数は少なめで指使いは難しくありませんが、音をそろえる集中力が必要。
静かな夜に、部屋の明かりを少し落として弾けば、即席リサイタルの完成です。
2. ベートーヴェン《月光ソナタ》──魂を揺さぶる月の光
正式名称は《ピアノソナタ第14番嬰ハ短調》。
「月光ソナタ」という名前は、作曲者ではなく後世の詩人による愛称ですが、
この呼び名が定着するほど、月を思わせる曲です。
曲の背景
ベートーヴェンは、このソナタを弟子のジュリエッタ・グイチャルディに献呈しています。
淡い恋心が込められたとも言われ、1楽章は静かでロマンティック。
まるで夜の湖に月が映るような三連符が、じわじわと心にしみます。
聴きどころ
1楽章は静謐そのものですが、2楽章は少し明るく、3楽章では激情が爆発。
「月光ソナタは1楽章だけで終わりじゃない!」と声を大にして言いたいくらい、
3楽章の迫力はぜひ一度聴いてほしいポイントです。
ピアノで弾くなら
難易度:★★★★☆(中〜上級)
1楽章は比較的取り組みやすいですが、3楽章は超高速のパッセージが続き、かなり難易度高め。
まずは1楽章をじっくり仕上げるところから始めると達成感が得られます。
3. 絢香《三日月》──届かない想いとともに
さて、クラシックでしっとりした後は、ポップスで月を感じましょう。
絢香の《三日月》は、遠距離恋愛をテーマにした切ないバラードです。
曲の背景
リリースは2006年。発売当時、携帯メールや深夜電話で恋人とやり取りしていた時代背景とマッチして大ヒットしました。
「離れていても、同じ月を見ている」というメッセージは、今聴いても胸が熱くなります。
聴きどころ
Aメロは穏やかに、Bメロでじわじわ盛り上がり、サビで一気に感情が解放。
ピアノ伴奏では、左手でしっかりとベースを支え、右手は歌を引き立てるようにシンプルに弾くのがポイントです。
ピアノで弾くなら
難易度:★★★☆☆(中級)
コード進行は素直なので、弾き語り初心者にもおすすめ。
感情をのせやすい曲なので、月を見ながら歌えばドラマの主人公気分になれます。
まとめ:月とともに弾く、聴く、浸る
月をテーマにした音楽は、静けさやロマンチックさを引き出してくれる不思議な力があります。
《月の光》で月夜を描き、《月光ソナタ》で心を揺さぶられ、《三日月》で感情を重ねる。
ただこれだけで、立派な“月夜コンサート”の完成です。
満月の夜には、ぜひピアノの前に座って、月と一緒に音楽を楽しんでみてください。
さて、月にまつわる楽曲をピアノで演奏したくなったら、Hanaポップスピアノへお越しください!
まずは無料の体験レッスンでお待ちしています。
参考:SKYWORD+ 中秋の名月とは?2025年はいつ?意味や由来、過ごし方を紹介


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