「ピアノを始めてみよう!」と思い立って楽器店やネットショップを覗くと、まず最初にぶつかるのが「鍵盤の数、いろいろあるけどどれがいいの?」という悩みではないでしょうか。

見た目はどれも同じように見えますが、実は鍵盤の数によって「弾ける曲」と「どうしても足りなくなる曲」が出てきてしまうんです。せっかく買ったのに、いざ練習を始めたら「このピアノじゃ、高い音が足りない!」なんてことになったら悲しいですよね。今回は、電子ピアノの代表的な鍵盤数と、それぞれでどんな音楽が楽しめるのかを、ピアノ初心者の方に向けて丁寧にお話ししていきます。

1. 電子ピアノの鍵盤数は大きく分けて3タイプ

電子ピアノやキーボードには、主に「61鍵」「76鍵」「88鍵」の3つのバリエーションがあります。ちなみに、学校の音楽室やコンサートホールにある本物のグランドピアノは、基本的にすべて「88鍵」です。

「大は小を兼ねるから88鍵がいいのでは?」と思うかもしれませんが、鍵盤が多いほど楽器のサイズも大きくなり、お部屋のスペースを圧迫したり、お値段も張ったりします。逆に鍵盤が少ないものは、コンパクトで持ち運びも楽ですが、弾ける範囲に制限が出てきます。まずはこの「鍵盤の数の違い」が、演奏にどう影響するかを知ることから始めましょう。

2. 61鍵盤で弾ける曲:J-POPやアニソンの入門に最適

61鍵盤の電子ピアノ・キーボード

最もコンパクトなのが「61鍵盤」です。これは5オクターブ分の鍵盤があるタイプで、ピアノ初心者向けのキーボードに多い数です。ピアノ未経験の方からすると「61枚もあれば十分じゃない?」と感じるかもしれませんが、意外とすぐに限界がやってきます。

【弾ける曲のイメージ】

・初心者向けにアレンジされたJ-POPやアニソン

・右手だけでメロディを弾く練習曲

・簡単なコード弾き(伴奏)

最近のヒット曲を「初心者用」の楽譜で弾く分には、この鍵盤数でもなんとか対応できることが多いです。ただ、本格的なクラシックの名曲や、左手で低い音を力強く鳴らすような曲になると、指が鍵盤の外に飛び出してしまうことがあります。まずは手軽に始めてみたい、という方におすすめのサイズ感ですね。

3. 76鍵盤で弾ける曲:ほとんどのポップスをカバー可能

76鍵盤の電子ピアノ・キーボード

「88鍵は大きすぎるけど、61鍵では足りない…」そんな絶妙なニーズに応えてくれるのが「76鍵盤」です。個人的には、ポップスを中心に楽しみたい方にとって、かなり「コスパの良い」選択肢だと思っています。

【弾ける曲のイメージ】

・原曲に近いアレンジのJ-POPや洋楽

・ジャズやボサノバのスタンダード曲

・ソナチネ程度の少し難易度の上がった練習曲

ポップスの世界では、ピアノの端から端まで使い切るような曲はそれほど多くありません。76鍵あれば、ほとんどの流行歌を原曲の雰囲気のまま演奏できます。お部屋が狭いけれど、曲の幅も妥協したくない…という場合の「救世主」的な存在と言えるでしょう。

4. 88鍵盤で弾ける曲:すべてのピアノ曲に対応する完成形

88鍵盤の電子ピアノ・キーボード

もしあなたが「いつかはショパンを弾きたい」「本格的なソロピアノを楽しみたい」と思っているなら、迷わず「88鍵盤」を選んでください。これは本物のピアノと同じ規格なので、この世に存在するすべてのピアノ譜面を弾くことができます。

【弾ける曲のイメージ】

・すべてのクラシック曲(ショパン、リスト、ベートーヴェンなど)

・本格的なピアノソロアレンジの曲

・ピアノ発表会やコンクールの練習

「88鍵も使いこなせるかな…」と不安に思う必要はありません。88鍵盤の電子ピアノは、鍵盤の数だけでなく、タッチの重さや跳ね返りなど、本物のピアノに可能な限り寄せて作られていることが多いのです。アコースティックピアノの代わりとして練習に使いたいなら、88鍵盤を選んでおくのが得策です。

5. まとめ|あなたの「弾きたい曲」に合わせて選ぼう

電子ピアノの鍵盤数、それぞれの特徴が見えてきましたでしょうか?最後に選び方のヒントをまとめておきますね。

  • 61鍵: とりあえず安く、場所を取らずに始めたい。片手中心の練習からスタートしたい方向け。
  • 76鍵: ポップスをかっこよく弾きたい。スペースは限られているけれど、曲の制限も受けたくない方向け。
  • 88鍵: クラシックにも挑戦したい。本物のピアノと同じ環境で上達を目指したい方向け。

大切なのは、今の自分が「これならワクワクしながら練習を続けられそう!」と思える一台を選ぶことです。鍵盤の数が決まれば、あとはデザインや音色を選ぶだけ。あなたの相棒となるピアノに出会えるよう、応援しています!

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