目次

  1. 耳コピが「難しそう」に思える理由
  2. まずはメロディーから取れればOKな理由
  3. ベース音が耳コピのカギになるワケ
  4. メロディー+ベースで「曲が見える」ようになる楽しさ
  5. 耳コピ力をあげる練習ステップ
  6. 耳コピがもっと楽しくなる!Hanaポップスピアノ教室のレッスン

「耳コピってプロだけができるもの」「絶対音感がないと無理」……そう思っていませんか?

実は、J-POPを耳コピで弾くときに必要なのは、すべての音を完璧に取るスキルではありません。

「メロディー」と「ベース」さえわかれば、驚くほど曲の輪郭は理解できます。そして、ここを押さえるだけで「曲を自分の手で再現できる楽しさ」を一気に味わえるようになります。

この記事では、耳コピに苦手意識のあるピアノ初心者の方に向けて、「メロディー+ベースだけでOK」というシンプルだけど確実な耳コピの入り口をご紹介します。

耳コピが「難しそう」に思える理由

耳コピがハードル高く感じる人の多くは「全部の音を取らなきゃいけない」と思い込んでいます。

でも、J-POPの伴奏ってよく聴くとこう構成されています。

  • 🎤 メロディー(歌)
  • 🎸 ベース(曲の土台)
  • 🎹 和音(コード)
  • 🎶 装飾的なフレーズやリズム要素

つまり、すべての音を取る必要はなく、まずは「メロディー」と「ベース」を押さえるところから始めるとグッと理解しやすくなります。

まずはメロディーから取れればOKな理由

耳コピの第一歩は「歌える=取れる」ラインです。メロディーはJ-POPの顔とも言える部分なので、最初は歌を参考にしながら音を拾ってみましょう。

🎵 メロディー耳コピのポイント:

  • 口ずさみながら音程を確認する
  • 高すぎる・低すぎる音は一旦無視してもOK
  • 「ド・レ・ミ」レベルの高さだけ合っていればOK
  • テンポよりも音の流れを意識する

たとえば「Pretender(Official髭男dism)」の場合、まずは「君とのラブストーリー…」のメロディーラインだけをピアノで探ります。この段階では和音を無視しても問題ありません。

ベース音が耳コピのカギになるワケ

メロディーがある程度取れたら、次に意識したいのが「ベース音」です。

理由はカンタン。ベース音は曲の「土台」であり、多くの場合コードのルート音と一致しているからです。

🧩 つまり、

  • メロディー → 曲の「表情」
  • ベース → 曲の「骨格」

たとえば、同じ「C」コードでもベース音が「A」になると「Am7」に変わるように、ベース音を取るとコードの正体まで見えてきます。

🎧 ベースだけを追う練習方法:

  • 低音だけに集中して聴く(イヤホン or スピーカー推奨)
  • ド、レ、ミ…と当てはめながらピアノで探る
  • 慣れてきたら「この音、コードのルートっぽい」と感じる瞬間が出てくる

たとえば「マリーゴールド(あいみょん)」のAメロ「風の強さが〜」では、ベース音がルートとしてハッキリしているため比較的取りやすい曲のひとつです。

メロディー+ベースで「曲が見える」ようになる楽しさ

メロディーとベースを合わせてピアノで弾いてみると、まるで曲の原型が蘇る感覚になります。

🎹 例:「夜に駆ける(YOASOBI)」イントロ部分

  • メロディー →「沈むように〜」
  • ベース → A♭→ B♭→ G → Cm の流れ

まだ和音を入れていなくても、「あ、あの曲っぽい!」という感覚が得られる瞬間が訪れます。

この段階になると、次のステップ(コード補完/装飾音追加/リズムづけ)へのモチベーションが自然に湧いてきます。

耳コピは、「音を完璧に再現すること」より、「わかる瞬間が増えること」が大事。この「わかった感」を増やすカギが、まさに「メロディ+ベース」なのです。

耳コピ力をあげる練習ステップ

「どうやって練習すればいいかわからない…」という方は、次のステップを意識して進めてみてください。

① 短いフレーズから耳コピする

いきなり1曲丸ごと取るのではなく、5秒〜10秒程度に区切って挑戦しましょう。Aメロの最初だけサビの出だしだけ、という分割方式のほうが続けやすいです。

② メロディーをピアノで探る

歌いながら「今の音はドかな?ミかな?」と確かめながら鍵盤を探ります。歌と鍵盤の距離が近づくほどスムーズに弾けるようになります。

③ ベース音を探す(低音だけ聴く)

ベースは曲のルートになりやすいので、まずは「なんとなく低いほうにある音」を当てはめてみましょう。

④ コードに置き換える

ルート音がわかれば、「Cっぽい」「Fに行った」といった感覚が掴めます。最初はC・F・Gなどメジャーコードだけ使って弾き始めてもOK。

⑤ リズムを整えて、それっぽく弾く

音が合っていなくてもリズムが曲にハマっていると「おお、っぽい!」という手応えが出てきます。


耳コピがもっと楽しくなる!Hanaポップスピアノ教室のレッスン

耳コピは独学でも始められますが、「このベース音で合ってる?」「コードが違和感ある…」など迷うポイントも多くなりがちです。

Hanaポップスピアノ教室では、ただ答えを教えるのではなく、「なぜそのコードになるのか」「どう聴けばわかるのか」といった耳の育て方から丁寧にサポートします。

さらに、好きなJ-POPを題材にできるため、「好きな曲を弾けるようになる喜び」を最短で味わえるレッスン形式です。

「耳コピできた!」という瞬間を一緒に増やしていきましょう。

🎹 無料体験レッスンはこちらから


まとめ:耳コピは「メロディー+ベース」から始めるのが近道!

耳コピは難しいものではありません。むしろ、好きな曲の構造が少しずつ見えてくる快感を味わえる「音楽の楽しみ方のひとつ」です。

✅ メロディー=表情
✅ ベース=骨格
→ この2つから耳コピは始められます。

完璧を目指すのではなく、「曲が見えてくる瞬間」を楽しみながら、少しずつステップアップしていきましょう!


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