脳トレは 楽しくなければ 続かない

「最近、名前がすぐ出てこないのよねぇ」
「なんだっけ、あの人、えーっと、ほら、アレのドラマに出てた……」
はい、私もです。ええ、もう何度“ソレ”と“ドレ”だけで会話してるか分かりません(ピアノだけに笑)。

でもね、ある日、テレビで観たんです。
「ピアノを弾くと脳が活性化して、認知症予防にもなる」って。
ピアノってそんなにすごいの?と、半信半疑ながら始めてみたら……
あら不思議。気づけば最近、冷蔵庫の前で立ち尽くす回数が減ってる!?

というわけで、今日は“ピアノ×脳トレ”の話を、のんびり世間話風にお届けします。


◆ ピアノを弾くだけで脳トレになるってホント?

これ、科学的にもちゃんと裏付けがあるんですって。
たとえば、スペイン バルセロナ大学の研究によると、
指を動かす運動と、音を聴く、目で楽譜を追う、脳で先を予測する、というマルチな活動が組み合わさることで、脳の前頭葉が活性化!認知能力の維持に良い影響をもたらすそうなんです。

この前頭葉って、“考える”とか“計画する”とか“記憶を整理する”などの役割を担ってる場所。
ここが元気になると、物忘れが減ったり、感情コントロールがしやすくなるらしいのです。


◆ 楽器の中でも、なぜピアノが脳トレに効くの?

「リコーダーじゃダメなの?」って声が聞こえてきそうですが、
もちろんどんな楽器も脳にはいいそうなんです。
でもピアノには“両手を別々に動かす”という特徴があります。

右手はメロディ、左手は伴奏、なんていう風に、別々の動き。
これって、脳の左右を同時に使ってるということなんですよ。

まるで、右脳と左脳が「えーっと、次何するんだっけ?」と相談しながら、せっせと働いてるような感じ。
脳にとってはこれが、有酸素運動みたいなものなんだとか。


◆ 指先を動かすって、地味にすごい

私のように50代を過ぎると、急に小さいボタンが留めづらくなってきたりしますよね。
実はこれ、「指先の感覚」と「運動神経の連携」がちょっとずつ鈍ってきてる証拠なんですって。

そこでピアノ
鍵盤を押す、手を広げる、指を独立して動かす……
これ、全部が脳への刺激になるリハビリ運動みたいなもので、
なおかつ、ちゃんと音が鳴るから“成果が感じられる”のがポイント。

誰かに褒められなくても、「あ、私、今、ピアノを弾いてる!」って実感できると、やる気につながりますよね。


◆ 音楽で脳トレ&気分もリフレッシュ

ピアノを弾くとね、頭がすっきりするんです。
なんというか、「脳内のホコリを掃除してくれた」みたいな感覚。
これはドーパミンセロトニンといった“幸福ホルモン”の分泌が関係していると言われています。

「うまく弾けた!」
「ちょっとだけでも音が鳴った!」
この小さな達成感が、脳にも心にもとっても良いそうですよ。

ちなみに、音楽療法の分野でもピアノは活躍中。
認知症予防のグループレッスンや、高齢者施設での演奏活動など、現場で使われている楽器ナンバーワンがピアノなのです。


◆ ピアノは難しいでしょ?(結論:いいえ)

ピアノってね、最初のハードルが高そうに見えて、
実は「ドレミ」が並んでるだけの分かりやすい楽器なんです。

五線譜が読めなくても、
YouTubeで「この鍵盤を押してね」って教えてくれる動画が山ほどあるし、
音が外れても爆発しませんから。

始めるのに年齢は関係ありません。
実際、私の周りでは70歳を超えてからピアノを始めた方が、
今じゃ自分で童謡をアレンジして弾いてます。


◆ まとめ:「指先は第二の脳」なのかも

ピアノって、指先から脳まで、あちこち同時に使うからこそ、
まるで“脳全体をマッサージ”してくれるような楽器なんだと思います。

もちろん、ピアニストみたいに難しい曲を弾かなくてもいいんです。
「きらきら星」でも「猫ふんじゃった」でも、「1音だけ」でも。
始めること、触ること、音を出すことに意味があります。

というわけで、今日も私は1日5分、
「ちょっとだけ弾いて、ちょっとだけ若返る」を実践中。

気がついたら、「あれ」とか「それ」で会話しなくても済むようになるかもしれませんよ。

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カテゴリー: コラム

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